俳句の作り方 蜩の俳句

     かなかなと鳴きまた人を悲します  倉田糸へんに広い文くらたこうぶん     かなかなとなき またひとを かなします        かなかな(蜩ひぐらし)が秋の季語。     「蝉の中でも最も美しい鳴き声といわれ […]

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     俳句の作り方  草の花の俳句

     死ぬときは箸置くやうに草の花  小川軽舟おがわけいしゅう     しぬときは はしおくように くさのはな                        草の花が秋の季語。     「秋の野には、名も知れぬ草まで […]

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     俳句の作り方 こぼれ萩の俳句

     老いの句はゆめゆめ詠まぬこぼれ萩  伊庭直子いばなおこ     おいのくは ゆめゆめよまぬ こぼれはぎ     この句は2020年『河』誌の11月号に掲載されました。          こぼれ萩が秋の季語。   […]

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     俳句の作り方 秋茜の俳句

     寂しさの結びめとけて秋茜  伊庭直子いばなおこ     さびしさの むすびめとけて あきあかね     この句は2023年ネット公募のHAIKU日本で入選を獲りました。      秋茜が秋の季語。        […]

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    俳句の作り方 つづれさせの俳句

     メモ紙のたつきつましやつづれさせ  伊庭直子いばなおこ     めもがみの たつきつましや つづれさせ      この句は2023年のネット公募のHAIKU日本で秀逸を獲りました。      つづれさせが秋の季 […]

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     俳句の作り方 虫籠の俳句

     虫籠に星を飼ひならすは淋し  伊庭直子いばなおこ     むしかごに ほしをかいならすは さびし     この句は2021年ネット公募のHAIKU日本で秀逸を獲りました。      虫籠が秋の季語。     選 […]

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     俳句の作り方 虫の俳句

     地の底の静けさ畏れ虫なけり  伊庭直子いばなおこ     ちのそこの しずけさおそれ むしなけり      この句は2019年ネット公募のHAIKU日本で佳作を獲りました。          虫が秋の季語。   […]

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      俳句の作り方 野分の俳句

     死ねば野分生きてゐしかば争へり  加藤楸邨かとうしゅうそん     しねばのわき いきていしかば あらそえり      野分が秋の季語。     野分とは秋の暴風のこと。     「『野の草木を吹き分くる風』か […]

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     俳句の作り方 終戦日の俳句

     血のごとき一声の蟬終戦日  櫻井博道さくらいはくどう     ちのごとき いっせいのせみ しゅうせんび          8月15日は終戦記念日です。     8月7日が立秋ですから終戦日は秋の季語。      […]

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    俳句の作り方 鰯雲の俳句

     鰯雲人に告ぐべきことならず  加藤楸邨かとうしゅうそん     いわしぐも ひとにつぐべきことならず      鰯雲が秋の季語。     2024年の立秋は8月7日です。     今日は暦の上ではもう秋です。 […]

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