俳句の作り方 暑しょの俳句
世にも暑にも寡黙をもって抗しけり 安住敦あずみあつし よにもしょにも かもくをもって こうしけり 暑が夏の季語。 「三夏を通じて暑さはそれぞれだが、梅雨が明け盛夏になって感じる暑さはことに印象的である。 […]
俳句の作り方 牡丹の俳句
火の奥に牡丹崩るるさまを見つ 加藤楸邨かとうしゅうそん ひのおくに ぼたんくずるる さまをみつ 牡丹が夏の季語。 「ボタン科の落葉低木の花。 中国原産で平安時代初期に薬用植物として渡来し、初めは寺院で栽 […]
俳句の作り方 紫陽花の俳句
あぢさいやきのふの手紙はや古ぶ 橋本多佳子はしもとたかこ あじさいや きのうのてがみ はやふるぶ 紫陽花が夏の季語。 「梅雨時を代表するユキノシタ科の落葉低木の花。 額紫陽花を母種とし、日本原産と言われ […]
俳句の作り方 万緑の俳句
万緑やわが額にある鉄格子 橋本多佳子はしもとたかこ ばんりょくや わがぬかにある てつごうし 万緑が夏の季語。 「樹々の緑が深まり、生命力に溢れる様子。 王安石の『万緑叢中紅一点』に基ずく。 中村草田男 […]
俳句の作り方 梅雨の星の俳句
またたきは黙契のごと梅雨の星 丸山哲郎まるやまてつろう またたきは もくけいのごと つゆのほし 梅雨の星が夏の季語。 「梅雨時期は、厚い雲・湿気による大気の乱れ・連日の雨によって星はほぼ見えません。 だか […]
俳句の作り方 汗の俳句
美しきものにも汗の引くおもひ 後藤比奈夫ごとうひなお うつくしき ものにもあせの ひくおもい 汗が夏の季語。 「夏はじっと動かずにいても汗がにじむ。 運動や労働の […]
俳句の作り方 香水の俳句
香水は「毒薬ポアゾン」誰に逢はむとて 文挟夫佐恵ふばさみふさえ こうすいは ポアゾン だれにあわんとて 香水が夏の季語。 「動植物から抽出した天然香料や人工の合成香料をア […]
俳句の作り方 五月の俳句
目つむりていても吾を統ぶ五月の鷹 寺山修司てらやましゅうじ めつむりていても あをすぶ ごがつのたか 五月ごがつが夏の季語。 「月の初めに立夏がある。 みずみずし […]
俳句の作り方 春の曙の俳句
春は曙そろそろ帰ってくれないか 櫂未知子かいみちこ はるはあけぼの そろそろかえって くれないか 春の曙が春の季語。 「春の夜明、東の空がほのぼのと白みかける時分。 […]
俳句の作り方 田打の俳句
生きかはり死にかはりして打つ田かな 村上鬼城むらかみきじょう いきかわり しにかわりして うつたかな 田打が春の季語。 「田の土を起こして柔らかくし、田植えに備える作業。 […]