Uncategorized

     俳句の作り方  枯芝の俳句新着!!

     枯芝に柩の夫を連れ還る 横山房子よこやまふさこ     かれしばに ひつぎのつまを つれかえる     (俳句や和歌の夫はつまと読みます)          枯芝が冬の季語。     「冬が深まるとほとんどの草 […]

続きを読む
     俳句の作り方 凍蝶の俳句

     凍蝶を過のごと瓶に飼ふ  飯島晴子いいじまはるこ     いてちょうを あやまちのごと びんにかう          凍蝶が冬の季語。     「ほとんどの蝶は春から秋に発生し卵や蛹さなぎで越冬するが      […]

続きを読む
     俳句の作り方  布団の俳句

     佐渡ヶ島ほどに布団を離しけり  櫂未知子かいみちこ     さどがしまほどに ふとんを はなしけり          布団が冬の季語。     「蒲団はもともと座禅の時に敷いて座る蒲がまの葉を編んだ円座のこと」 […]

続きを読む
     俳句の作り方  マントの俳句

     ひと憎むこころをつつむ黒マント  文挟夫佐恵 ふばさみふさえ     ひとにくむ こころをつつむ くろマント          マントが冬の季語。     「ケープの付いた釣り鐘型で袖のない、ゆったりした外套。 […]

続きを読む
     俳句の作り方  山茶花の俳句

     お詫び申し上げます。     昨日の日曜日は体調不良で、一日中寝てました。     せっかく期待して日曜俳句館を訪問してくださった皆様に     残念な思いをさせて申し訳なく思っています。      さて気を取 […]

続きを読む
     俳句の作り方  鶴の俳句

     月雫鶴の幻聴はかなくて  伊庭直子いばなおこ     つきしずく つるのげんちょう はかなくて      この句は2024年1月号の『河』に掲載されました。          鶴が冬の季語。     「ナベヅル […]

続きを読む
     俳句の作り方 夕月の俳句

     夕月を半殺しせり不貞寝せり  伊庭直子いばなおこ     ゆうづきを はんごろしせり ふてねせり     この句は2022年1月号の『河』に掲載されました。          夕月が秋の季語。     「夕月は […]

続きを読む
     俳句の作り方 秋麗の俳句

     父の死に母を抱きしむ秋麗  伊庭直子いばなおこ     ちちのしに ははをだきしむ あきうらら     この句は2023年1月号の『河』に掲載されました。          秋麗が秋の季語。     「秋晴れの […]

続きを読む
     俳句の作り方 柘榴の俳句

     実ざくろや妻とは別の昔あり  池内友次郎いけのうちともじろう     みざくろや つまとはべつの むかしあり          実ざくろが秋の季語。     「果実はこぶし大の球形で、9月から10月頃に熟すと外 […]

続きを読む
     俳句の作り方 月の俳句

     月光にいのち死にゆくひとと寝る  橋本多佳子はしもとたかこ     げっこうに いのちしにいく ひととねる          月光が秋の季語。     「俳句では単に月といえば秋の季語です。     月は四季そ […]

続きを読む