俳句の作り方  山茶花の俳句

     お詫び申し上げます。

    昨日の日曜日は体調不良で、一日中寝てました。

    せっかく期待して日曜俳句館を訪問してくださった皆様に

    残念な思いをさせて申し訳なく思っています。

     さて気を取り直して山茶花のブログをアップします。

 

 

     山茶花の燃ゆる純白転生せむ  伊庭直子いばなおこ

    さざんかの もゆるじゅんぱく てんしょうせむ

     この句は2024年2月号の『河』に掲載されました。

 

 

     山茶花が冬の季語。

    「ツバキ科の常緑小高木。

    日本特産種で四国・九州・沖縄に自生種があり、

    10月から12月枝先に白い一重の花が咲く。

    園芸品種には鮮紅色・桃色・絞りのものや八重咲もある。

    椿のように花が落ちるのではなく花弁が散る。」

    (俳句歳時記 冬 角川書店編)

 

 

     「転生とは死後に魂が新しい肉体に生まれ変わることを指します。

    この概念は多くの宗教や哲学において重要な役割を果たしています。

    また、転生は輪廻という生と死のサイクルの一部とされています。」

    (Copilot AIの解説より)

 

 

     句意を申し上げます。

    冬の太陽がさんさんと照っています。

    たくさんの山茶花の花が燃えるように白光して咲いています。

    緑の葉は光沢を放っています。

    ひときわ白い花に目を留めました。

    そして花びらに口づけをしました。

    唇に触れる清冽な炎。

    口づけを許した柔和な花びら。

    なんてたおやかなのでしょう。

    ああ、私が死んだら柔和でたおやかな山茶花に生まれ変わりたいものです。

    山茶花の燃ゆる純白転生せむ

 

    

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