俳句の作り方     凍つ いつの俳句新着!!

     この世よりこぼるるものの凍てにけり    石・山かんむりに鳥・岳 いしじまがく     このよより こぼるるものの いてにけり          凍つが冬の季語。     「寒気のためものが凍ること。      […]

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     俳句の作り方     鷲わしの俳句

     わが而立握り拳を鷲も持つ    鷹羽狩行たかはしゅぎょう     わがじりつ にぎりこぶしを わしももつ          鷲が冬の季語。     「タカ科のうち大型のもの。     大鷲、尾白鷲、犬鷲などがい […]

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     俳句の作り方     紅葉の俳句

     恋ともちがふ紅葉の岸をともにして    飯島晴子いいじまはるこ     こいともちがう もみじのきしを ともにして          紅葉が秋の季語。     『秋の半ばより木の葉が赤く色づく事。     「も […]

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     俳句の作り方     実南天の俳句

     億年のなかの今生実南天    森澄雄もりすみお     おくねんの なかのこんじょう みなんてん          実南天が秋の季語。     「南天はメギ科の常緑低木で、晩秋から冬にかけて茎の先に6、7ミリの […]

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     俳句の作り方     花野の俳句

     花野ゆく母を探しに行くごとく    廣瀬町子ひろせまちこ     はなのゆく ははをさがしに ゆくごとく          花野が秋の季語。     「秋の草花が一面に咲き乱れる広々とした野原。     華やか […]

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     俳句の作り方     星流る の俳句

     死がちかし星をくぐりて星流る    山口誓子やまぐちせいし     しがちかし ほしをくぐりて ほしながる          星流るが秋の季語。     「夜空に突然現れ、尾を引いてたちまち消える光体。     […]

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     俳句の作り方     銀河の俳句

     眠るたび父は銀河に近づきぬ    櫂未知子かいみちこ     ねむるたび ちちはぎんがに ちかずきぬ          銀河が秋の季語。     「天空を横切る天の川は無数の恒星からなる銀河で、銀漢・星河などと […]

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     俳句の作り方     水澄むの俳句

     水澄むや人はつれなくうつくしく  柴田白葉女しばたはくようじょ     みずすむや ひとはつれなく うつくしく          水澄むが秋の季語。     「秋はものみな澄み渡る季節であり、水もまた美しく澄む […]

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     俳句の作り方     秋風の俳句

     秋風や殺すに足らぬ人ひとり    西島麦南にしじまばくなん     あきかぜや ころすにたらぬ ひとひとり          秋風が秋の季語。     「秋の訪れを告げる秋の初風から晩秋の蕭条しょうじょうとした […]

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     俳句の作り方     天の川の俳句

     いくたびも手紙は読まれ天の川    中西夕紀なかにしゆき     いくたびも てがみはよまれ あまのがわ          天の川が秋の季語。     「澄み渡った夜空に帯のように白々とかかる無数の恒星の集まり […]

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